Deracine shimaken!2

散歩とか食べ物の記事が多いブログです。日記みたいなものです。

マクロとミクロ

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みんな、幸せを求めていろいろと右往左往しているのだが、その「幸せ」というのが、人によって違う。

大金持ちというのが目標で、そのために頑張るのが幸せという人もいるし、子どもたちに囲まれて日々の日常を過ごすのが幸せという人もいるし、働いている人々を尻目に、何もせず過ごすことを幸せと感じている人もいるかも知れない。

先ほどの例であげると、後者がいわゆるニートと呼ばれたりしている人だと思うが、他者の権利を侵害したりしない限りは、全然構わないと思う。

幸せという基準は、だいたいは社会が強要してくるものだ。それをそのとおり!と納得できる素直な人は、衝突も少なくまあ幸せに近い人だとも言えると思う。

自分が感じる幸せと、世間が強要する幸せ像が乖離していると、衝突の多い人生になることが予想される。

ただ、それに打ち勝った人々が世の中を変革してきたのも事実である。

世間というものは(特に日本は)自分と違うものを異端視し、同化を迫る。反発するものは排除していくという一定のパターンを持っている。

それは何なのか、とか考えたりもするが、まあ世間も人間の人体みたいなものなのだろう。ばい菌が入ってきたら戦う、みたいな。

で、がん細胞みたいな身内の反乱者みたいのも出てくるし、抗生剤の効かないような多剤耐性菌のようなものも出てくるのだろう。

 

面白い。

資本主義経済では、金は血液で、銀行は心臓、警察は免疫系と行ったところか。

 

マクロ(社会)もミクロ(人体)も同じようなものなのかも知れない。