ドルコスト平均法という株の買い方がある。
例えば、100万円持っていたとする。それを普通は、一回で100万円分買うのだが、ドルコスト平均法では、10万円分を毎月1日に10回買う、という方法である。
株式というのは当然、会社の業績や、世界日本の経済状態に左右される。価格が上下するのが当たり前なのである。であるから、価格が一番安いときに買って、一番高いときに売り抜けるのが、もちろん一番いいのだが、今現在の価格が安いのか高いのかというのは、究極的に言えば誰にもわからない。
わからないのをわからないままにして、高いときも安いときも継続的に買い続けるやり方なのだ。結果的に年月をかけて、資産を大きく増やすことができる。
つまり、時間的な分散投資をしているわけである。
これ、なんか、日頃の生活にも言えるのではないか。例えば、人生、調子のいいときやる気の湧いてるときもあれば、落ち込んでるとき体調不良の時といろいろある。一番安定して利ざやが取れるのは、毎日コツコツと頑張りすぎず、手を抜かず、続けて同じことをすることなんだろうと思う。そうすれば、長い年月が人生を、より豊かなものにしてくれるだろう。
ヘリクツこねたが、まとめて言うと
「継続は力なり」ということである。
おわり