Deracine shimaken!2

散歩とか食べ物の記事が多いブログです。日記みたいなものです。

私にも悪いところがあるのではないか


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新居の写真

 

今日は新居の明け渡しの日。鍵をもらって、自由に出入りできるようになったのだ。

以前の不動産屋さんなら、鍵を渡してさあ、どうぞ。で済んだものが、いちいち文章を説明する。長すぎる。約二時間である。オレは、賃貸慣れしているので、当たり前すぎる常識的なことばかりだ。ぶっちゃけ、担当者に聞いてみた。最近は、説明義務が厳しく問われる社会であり、「えぅ、聞いてない。裁判だ!」みたいな客がいるからこうなったのだという。

新居の鍵を5本も持たされた。そして、不動産屋さんや家主などは一本も持っていないという。なんだそりゃ?

最近、芸能人などの自宅に、不動産屋さんの鍵を使って侵入し、いろいろな(くだらない)スクープが出るような事案があって、もう、不動産屋さんなど管理する側が鍵を持たなくなったのだという。

 

これまで、「あ、うん」、で通用していたような慣習が通用しなくなってきており、不動産業界も迷惑被っているのがかいまみえた。

新居に到着しても、部屋の傷や不良個所をともに確認して、署名をするという以前にはないような、へんな手順に巻き込まれることになった。とにかく、時間がかかる。全体で三時間近くかかった。

 

総括して自分の意見を述べる

 

クレーム社会となり、モンスターペアレントや、モンスターペイシャントなどの人々の声がマスコミを通して響きわたり、様々な業界がそれにおびえている。それぞれの業界も厳しい防御態勢を敷きざるを得ない。その結果が、この長たらしい三時間の説明だ。全国の様々な業界で(うちらの業界もそう)こういうことが行われていることを考えると、社会的損失も甚だしい。

 

その根幹には、「オレは悪くない。誰の責任だ?」という、他罰思考がある。

そうなんだろうか?私達は他者を非難できるほどの善人なのだろうか?

自分の知らないところで迷惑をかけていて、「それに気がつかない」のが私たちなのではないだろうか。

 

それが、全国のいろいろな業界で、いろいろな苦労や手間となって、人々を苦しめている。

 

いま、ここで必要なのは、「あいつが悪い」ではなく、「自分にも悪いところがあったかもしれない」という、自分を振り返り反省する。そして、こんな自分勝手な自分を認めてくれている、まわりの皆様に感謝するココロではないのだろうか。

 

まあ、こういう個人(オレ)のワガママを述べて、読者のみなさまに読んでいただいているのも、私がまだ、悟れていない人間だからかもしれない。

 

なんか、申し訳ない。

 

ゴメンナサイ。こんな、グチの文章をよんでくださって、ありがとうございます。

 

おわり