結局、また一人に戻ってしまった。
かえるのこえが聞こえる。寂しい感じ。
ただ、こうも思ったのだった。
たしかに、人といると寂しさから逃れられる。特に男性の場合は女性の方が長生きなので、一緒に最後までいると仮定すれば一人ぼっちの人生は免れそうだ。けれども、時代なのかどうかもしれないが、女性の求める条件が格段に跳ね上がっており、コストや労力に見合うものかは相手のパーソナリティにもよるだろう。つまり、結婚したからと言って、最後まで一緒にいれるかはわからない。あまり、心理的なものを他人に依存するもんじゃない。
基本はひとり。
そして、一人でいると、いろいろなものと向き合う時間が長い(オレの場合は)
これが意外としんどい。だから、人といるとそれが紛れる。テレビとかをみてごまかす。ただ、本質と向き合うのから逃げていてはいけないのである。オレはひとりが長かったが、ずっと向き合ってきた。雪の中や南の島や山の中で。
そんなときにずっとそばにいるのは、仏様、となる。
仏様はこう言うだろうと思う。
「どっちでもいいんじゃないか?」
「楽しく生きようぜ」
今日の歌
加藤登紀子 Tokiko Kato -- a1 ひとり寝の子守唄
おわり