Deracine shimaken!2

散歩とか食べ物の記事が多いブログです。日記みたいなものです。

ホメオスターシス

オレは年をとるにつれ、「ホメオスターシス」というものが、なんだか見えるようになってきた。

オレはそれを「感情」とかいろいろな名前をつけて、客観的に眺めるようになってきたんだけど、心の問題だけではなく、「生物」として命を守ろうと働く「なにか」があるのだ。

例えば「嫌だなぁ」という感情は、「安全や安楽を確保したい」というホメオスタシスが働いて、自分の意志に対して抵抗する感情を起こさせているように感じるのだ。人間関係においても「あの人嫌だなぁ」という感情は、その人が自分の安全を脅かすとかの恐怖を与えていたりするので、ホメオスタシスが抵抗しているのだろうと思う。

朝、仕事に行かなければならないのに「眠たい」とか、ダイエットしたいのに、お腹が空いたとか言ってくるわけである。生命の安楽のために。この得体の知れない存在は、オレは訓練すれば「見える」ようになると考えている。おそらくだが、このホメオスタシスをうまく飼いならしている人は、社会的にも成功する確率が高くなると思われる。大概においてホメオスタシスは「だらしない」からである。

まずこの、ホメオスタシスの存在に気づくことだろうと思う。それがわからずにホメオスタシスと一体化している人は「感情的」な人なのだろうとおもう。例えば野生動物とかはホメオスタシスだけで生きているのだろうと思う。

一番いいのは、ホメオスタシスに勘違いさせることである。

 

最近、糖質制限を続けていて、体重が停滞期に入った。ほとんど食べなくても痩せないのである。これもホメオスタシスのなせる技で、脳が「飢餓状態」と認識しているらしいのである。で、今日はわざと、たくさん糖質を食べている。朝から牛丼、ハンバーガー、ジュース、ラーメン、ポテトチップス、白米などたくさん食べている。これを2800キロカロリー食べるのである。それは今日一日で終了。

で、明日からはまた糖質制限で一日夕食だけ。

面白かったのは、糖質をちょっと取ると、もう取りたくなくなった。そこに「これでもか」と詰め込むのがテクニックらしいのである。「脳に勘違いをさせる」わけである。

 

おわり