Deracine shimaken!2

散歩とか食べ物の記事が多いブログです。日記みたいなものです。

圧力に屈するんじゃない

オレのブログの表紙はアニメの絵だが、ずっと読んでいるいる人ならわかるように、オレのブログはあまり、オタクっぽくないとは思う。オレは、若い頃はオタクで「生きる歓び」に満ちあふれていたが、仕事・生活でココロが疲弊していく中で、完全に心の潤いを失い、ただ生きているだけの人になってしまった。そういう意味も込めて、オレが熱心に絵を書いていたころのものをブログのトップに掲げている。オレのブログは読んでいてもわかるように、ただの落ちぶれたおっさんである。アニメの話題が出ることも殆どない。

 

なにか「好きなもの」を持っている人は幸せだと思う。それが何であれ。うらやましいと思う。オレは今、君は何が好きか?と聞かれたら、阿弥陀様以外に答えるものがない。オレらの氷河期世代には、特に趣味とか好むもののヒエラルキーが強かった。オレはオタク的趣向があり、若い頃になりたかった職業はアニメーターだったが、野球が好きな友人に囲まれ、それを恥ずかしく思っていた(なんと草野球のチームに入っていたほどである。オレみたいなオタクに草野球をさせるほど周りの圧力が強かったのだろう)

オレは看護学校に入った頃から、貧乏による生活苦におそわれ趣味を捨ててしまった。オレに残ったのは仕事だけであった。仕事にもついて、ある程度経済的に余裕ができたところで、オレは逆に趣味というものを探し始めた。若い頃の趣味というものに対する熱意を失ったオレは自分の心が何を欲しがっているかを観察して、それを新しい趣味としようとしたが、「食欲」しか残っていなかった。で、食欲に邁進すると糖尿病予備群である。

正直言って、オレの興味は、仕事とカネと食い物だけである。

 

いま、例えばオタク的な趣味で廻りから迫害されている若者がいたら伝えたい。

「決して圧力に屈せず、自分の幸せを追求してほしい」

まわりがなんと言ってもやめるな。

それを捨てると、なんで生きているのかもわからない人間になってしまうことだろう。

 

まわりがなんと言っても、自分が好きなものを「大切」にしてほしいのだ。

それが、あなたの人生を豊かにしてくれるのだと思うのだ。

 

例えば、タモリさんも最近はタモリ倶楽部で鉄道オタクぶりを発揮している。ずっと、笑っていいともをやっていたので東京から出れなかったが、最近は全国をいろいろ鉄道で旅していると聞いている。

屈せずに自分の趣味を貫くことがいかほど、老後の人生にも豊かさをもたらすことか。

 

 オレの職場は、もう、オレの年代がトップに君臨しているほど若い職場でもあり、偉そうな物言いに感じるのであれば、許していただきたい。

 

おわり