Deracine shimaken!2

散歩とか食べ物の記事が多いブログです。日記みたいなものです。

座喜味城に行く

今日は読谷の座喜味城跡にやってきました。ここも世界遺産だよ。

上から眺めた写真。このお城は護佐丸という武将が建てたものだよ。築城は1400年代の前半のようである。日本でいうと足利時代だね。その頃に沖縄にも武将が群雄割拠し、佐敷出身の尚巴志が沖縄を統一した。護佐丸は尚巴志さんの部下だったわけだね。その当時、沖縄は南山・中山・北山の3つに分かれており、中山の尚巴志が他の2つを討って沖縄統一を果たした。

お城に向かう道は松林。

この座喜味城は北山ににらみを効かせるために、部下の護佐丸に建築を命じ、護佐丸はその城主におさまった。

尚巴志は沖縄を統一したあとも、優秀な部下の謀反を恐れながら采配していたようだ。当初は護佐丸を座喜味城に配置していたが、勝連の阿麻和利が勢力を伸ばしてくると、それににらみを効かせるために、中城城に護佐丸を移動させたようだ。

立派な城壁。築城が1400年台なので残念ながら上の建物はない。第2次世界大戦当時は日本軍の施設があったようである。当時、首里城にも日本軍の司令部が置かれていた。沖縄のお城は確かに山の上とか、最初から戦争に有利な場所に築城されていたということも確かにあるとは思う。しかし、戦争というものが歴史や文化をいとも簡単に破壊するかがわかる。

それにしても、600年あまり、戦火も免れこうやって姿をとどめていることを考えると世界遺産というのもうなづける。

これは、一の丸の入り口。

一の丸の城壁にのぼって、二の丸の内側を眺める。美しい。

城壁の上。

沖縄の方言と英語だけが書かれていて、日本語が書かれてない(TT)

まあ、だいたい言ってることはわかるとは思うけど。

 

今日のうた


軽便鉄道節 - フォーシスターズ & 香月昭二とイラダルファイブ

沖縄は芸能が盛んと述べたが、今でも民謡が作られ続けており、県内のみだが定期的にヒットする。おもしろい場所である。この歌は古い歌だが、電子楽器なども取り入れられ、民謡は古いものというイメージを感じさせない。

このうたも面白い。サビが「アフィー アフィー」(笑)である。

 

おわり