手作り?とかしそうもない彼女が休みの日にマスクを手作りしています。オレは感心した。微笑ましいし、素晴らしいなあと思った。
マスクを手作りする人が増えているようである。考えてみたら、マスク不足は久々の商品の枯渇だったような気もする。スーパーのマスクは売り切れ、ネットオークションで転売。関係のないトイレットペーパーまで買い占めるとか^^;。なんか今回の騒動で、人間の汚らしい面も含めて脆弱性を感じたりもした。そんなこと言っているオレも、果たして自分の命に及ぶことになったら綺麗事を言っていられるかな?
昔はものがなくて、殆どのものが手作りだった。それがいつの間にか商品として買うことが当たり前となり、それに対してなんとも思わなくなったんだよね。もしかしたら、今回のマスク不足騒ぎも、使い捨て文化に対する警告なのかもしれないね。
同僚の看護婦さんから聞いたんだけれども、スーパーとかにあるお直しのお店で、手作りマスクを2000円で売っているそうである。まあ、ちょっと高めだが、お金さえ払えば自分で作らなくても良いとも言えるわけだね。
そうやって「自分では何もしなくてもカネさえ払えば解決できる」時代が、今の時代なわけだね。それで、あれもこれも商品として購入する代わりに、お金が必要な時代なのかな?ただ、そのおかげで、それぞれが専門性を持って一つのことに集中することができるようになったし、時代もそれを求めているのだろうけど、結局すべての物事の「レベル?」が上がっていくだけであって、別に人間はそんなに進化しなくても良いのではないか?とかいうのがオレの考えだね。これ、実は仕事でも生活でもである(まあ、常に進化しないといけないとかいうのが建前のようだが)
「進化の行き着く先は自滅」とも言うみたいだしね。
「手作り」というのが、豊かな生活のキーワードになりそうだね。
今日のうた
笑っちゃうけど、オレはこの歌を聞くと涙が出てくるのである。この歌は、恋する女の子の歌だが、オレは阿弥陀様にすがる歌として勝手に聞いており、オレの心は「恋する女の子」とまるで同じである(が、姿はオッサンである)
オレも「綺麗になりたい」(が、どうしても心の汚れが落ちない^^;)
おわり