日経平均株価が1日で1285円下げました。と、NHKのニュースでも第1面で取り上げられていますね。私達が普通に生活していたら、どうでも良い情報なのかもしれないですね。のくせに、NHKの一時間おきのテレビニュースでもドル円、ユーロ円と日経平均株価をいちいち放送してくるのはなんなんでしょうね。
情報なんて言うものは、人によって重要度が違うのかもしれませんよね。僕の奥さんも韓国ドラマとか心霊のyoutubeを一生懸命見ていますよ。きっと情報としてのプライオリティが高いのでしょうね。人間、明日死ぬかもわからないのに、ココロが楽しくなる情報があるとしたら、そっちの方を見ていたほうがよっぽど有用ですよね。なんで好き好んで変な数字の羅列を見ないといけないんですか。
じゃあ、なんで各社のニュースで先頭に報道するんでしょうね。そんなに大切なことなんですかね。これ、真面目に考えて「僕にもわかんないんだよ」
僕がやっているトレードというものは、コンピュータをつかった「システムトレード」と呼ばれる種類のもので、基本的に(いや基本を外すことなく)、売る、とか、買うとかの売買の判断を、自分のアタマで行わない。
「裁量トレード」と言って、自分で判断してやっている人もいる。どちらかというと、こちらのほうがすごい。そのような人向けの本もたくさん読んだ。
こんな本。
僕ももちろん裁量トレードをずっとやっていたんだけれども、
びっくりするくらい負け続けた。
僕は「メンタルが弱かった」
よく、株の取引でメシ食ってるなんていうと「ラクそうでいいねぇ」
と思われそうだけれども、僕の捉え方では「プロのアスリート」のような能力がないとできない。もともと持っているメンタルの才能と、その微妙なココロの動きすら逃さず、最高速で投げられてくるをボールを一発でジャストミートできるような感覚。
裁量トレーダーは「天才しかできない」
上のグラフ。昨日の夜の日経のチャートだけれども、このチャートが何を表しているのか、というと「コンピュータが買え!」と2回言って、しかも、言った「直後に負けている」ことを表している。結果的に僕は、この2回のトレードで102000円の負けを被った。
システムトレードにもシステムトレードの掟というものがあり、僕がどう思おうと「必ずコンピュータの指示どおりに売買を行わないといけない」というものがある。例えば、上のグラフ、最初の「Long(買え!)」の指示直後に3連敗。すぐに51000円負けている。
あ~あ、とか思うのが人間だが、その「負けた直後」に
「また買え!」と言っているのだ。
さっき、お前の言う通りにやったら51000円もすぐに負けたのに、お前、また買えというのかよ。アホか?お前、今度負けたら、もう絶対に許さないからな。しかたない、お前の言う通りに「買ってやろう」今回だけだからな!(怒)
で、その直後に51000円負ける。
合計102000円。
しかもその後は、うんともすんとも言わない(笑)
僕がやっている方のトレードは、裁量トレードのような天才というよりも、自分では何も考えずに、人の指示通りに生きるていて、特に疑問すらいだかないような「アホ」にむいているのだろう。
今日のうた
このうた、長い上にクセも強いが、
「ココロから負けた」ときに、ものすごく応援してくれるはずだ。
海援隊の、声援とかよりも、もっともっと、「強く重い」
おわり