トーエイ(作業服の店)に行って、服を買ってきました。オレは、着ている服はいつもトーエイで買っている。袋もおもいっきり、ただのビニール袋だ。本土でいうとワークマンと同じ立ち位置のお店である。沖縄にはワークマンもあるが、トーエイのほうが安いため、トーエイに行っている。
運動をしたいと思い、トレパンと靴を買ってきた。トレパンは1180円で靴は1280円だ。靴下は4足で880円。オレだって若い頃はアディダスとかメーカー品が好きだった。エアマックスにも憧れたよ。一番好きだったのはアーノルドパーマーだったな。ポロシャツ一枚で5800円ぐらいしていたよ。ところが、今はこれだ。
年を取り、ブランドというもののからくりを知ってしまったので、質が良ければ一番安いものを買うようになった。若い頃のオレに言ってやりたいね。
「物事の本質を見抜け」
アパレルというのは、本質を見抜けない人を出しにして、あれこれ手を変え品を変えサヤを稼ぐ仕事なのだろうと思っていた。それも悪いことではない。アパレルの人の雇用を生み出しているからだ。ただ、本人が納得して買っているのなら、全然それでいいと思うんだな。ただ、おしゃれじゃない人を馬鹿にする傾向があると思うけど、はっきり言って、おしゃれじゃない人もおしゃれを押し付ける人を冷ややかに見ているものなのだ。これは厳しい意見だが、いくらいい服やおしゃれな服を着たって、ジャラジャラと宝石をぶら下げても、吉永小百合がボロボロのかすりを着ているのに負けてしまうのである。「掃き溜めにツル」というのである。木村拓哉が海パン一丁でかっこいいのである。アルマーニは必要ない。
世の中は残酷でもある。
オレにとって、おしゃれな人というのは、「おしゃれファン」なんだろうと思っている。アニメファンや野球ファンと同じようなものである。おしゃれな人はおしゃれな人を惹きつけるものなので、オレにとってはむしろ都合が良い。外見にいくら金をかけたって、話をしてみれば、内面はあっさり見抜かれるからである。
今日の歌
この歌も、面白い。アルバムの名前が、オレの座右の銘になっている感じ。
「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」
おわり