ウーマン村本氏バッシングが出てきている。まあ、それも仕方ないと思うが、知識人なる人たちが、「馬鹿者が」みたいな感じで言うのを見ると、ますます一般の人が政治について関わろうとしなくなる。
確かに、政治や宗教というものは難しい問題であるため、普通に世渡りをしていくなら、できるだけかかわらないほうが無難な問題でもある。そこをあえて踏み込んで、お笑いのネタにして国民に届けてくれたウーマン村本さんが、素晴らしいと思うのである。こういう人を潰したりしてはいけないと思うんだよね。
確かに立場としては難しいものがあると思うが、知識人が上から降りてきて説明する、みたいなスタンスとは別の、「オレ、難しいことはわかんないけど、おかしいと思うんだよ!」みたいな発言には耳を傾けなければならないと思うし、その発言を知識人が否定すると、ますます国民の政治への関心は薄れていくことだろう。
それは、政治家先生たちにとっては「とても都合がいい」ことなのである。
国民が政治の問題に関心を持たずに、だんまりすると、政治家先生の好き放題になるのである。
つまり、知識人のみなさんも、政治家先生を多かれ少なかれ助けている存在なのではないかと思うのだ。