珍しい。スズキのキザシだよ
オレの彼女は「人にこう思われたい」とか「こうするべきだ」がとても多い。で、よく悩んでいるようである。以前のオレもそうだった気がする。
けど、科学的に考えてみても、人がどう思うかは、その人の権利なのであって、どう思ってほしいなどというのは、ワガママであることがわかる。自分が関与できない問題について悩むのは、全くのムダである。
つぎに、ひとに「こうするべきだ」と思うことも、どうするかは相手が決めることなんであって、それを強制で押しつけても、反発しか抱かれないのは必至。よって、ひとに「こうするべきだ」と悩むのもムダである。
人を変えようとするよりは、自分が変わったほうが全然楽だし、衝突も少ない。そもそもが、「自分」なんて持たないほうが圧倒的にラクだと思う。「我」から離れる。ということ。とってもラクに生きることができる。
面白いことに、そういう人には人が集まるようになってくる。一緒にいても「ラク」だからだ。周りにも「楽」という快の感情を提供することができる。それが慈悲とも言えるのかもしれない。自分もラクだし相手もラク。いいことづくめである。
まあ、それがなかなかできないのが人間なんですけど。前よりマシになったと言っても、オレもそうだしなぁ。
おわり