政治って、とても大切なものだと思うんだよね。もちろん、政治がすべてを解決するものでもないのはわかるんだけれどもね。
オレは、政治に対して「~するべきだ」とかとは、ほとんど思っていない人であった。実は、若いときは組合の活動とかもやったよ。ビラ(もちろん革新の候補)を配ったり、平和行進(デモ)に参加したりもした。ただ、その時からすでに総評(社会党系)的な組合活動というものに対しても納得がいかず、心のうちは自由民主党の支持者であった。オレは金沢で保守に転向しちゃったからね。どちらかというと、オレは同盟(民社党系)的な組合を望む人であったのだ。
オレのブログを読んでいたら、いったいいつの時代の人だ?とか思うかも知れないが44歳だよ。
じゃあ、なんで政治に関心を持ってみているかというと、今ここで決まった法案が将来の日本を予想するのに役に立つからなんだよね。それは、テレビで重点的にやるような話題ではなく、サラッと通った法案などが将来に重大な影響を与えることもあるからね。オレ自身は注意深く見ている方だと思うね。
例えば以前、教職員が日の丸に敬礼して君が代を歌わない、なんてのが問題視されたんだけれども、自民党は国旗国歌法という法案を通した。教職員の態度を徹底的に正した結果、若者が保守化してしまった。
ではなく、自由民主党はその結果を見越してそういう法案を通したんだよね。そう、自由民主党含む日本の保守勢力は若者の保守化を望んで、長期計画でこの法案を通していたんだよね。「なんで?頭下げて歌を歌うだけでしょ?」ではなかったんだよね。それが、法案を通した時点ではわかりにくいんだよね。
オレは確かに保守だけど、その教育環境で育った若者たちがネトウヨになっているようだ(もちろん大部分はそうではないはずだよ)現政権の問題点を指摘すると、そんな若者が一斉にネットで援護射撃してくれる。こんなありがたい状況はないよね。今のネトウヨの立場は、昔は「保守傍流」といわれて評価はされていなかったんだよね。大平総理のころは「保守本流」が強かったんだ。そして、保守は人に優しかった。
保守といえば傍流と勘違いされると寂しいね。オレが政治というものに幅広い立場でものを見る視点というのは、オレが育った混沌とした時代の賜物かもしれないんだよね。
これからも、政治に関しては注意深く見ていく。
最近、注目しているのは、やはり「改正入管法」だろう。
それを見越して、今やっておいたほうがいいのは、表面的には英語の勉強だろうけど、本質的には「違いを認める思想」だと思うな。相手の立場を理解する。結局、思いやりの心なんだろうね。
今日のうた
「おはようございますの帽子屋さん」谷山浩子
おわり