先月は５７８１円の黒字で終えた。
これはオレが手帳につけている「自分で努力できる」部分の額であるが、その他に家賃や光熱費、保険などは自動的に引かれる。
で、総合の成績は１９８２円の赤字であった。
自動車保険なども引かれていたので、納得は言っている。
オレのブログは、できるだけ楽しいことを書くようにしているが、まわりの現実は厳しい。
沖縄の賃金は日本でおそらく一番安いが、オレなんかはまだ良いほうだ。結局、もらえる分が少ないから、家族を持たなかったり、結婚をしなかったり、家を買わないなどと「自分に出来る努力」をしているが、そうじゃない人もいるから５人に一人も貧困児童がいるのだろう。まるでその貧困が輪廻のようである。
オレは別にこれだけで良いんだけれども、せめて子どもたちがご飯をしっかり食べられるような、お給料が出るといいけどね。満たされていないから、不満だらけ。みんなイライラしている。
そんな県民をよそに高級車を乗り回したり「沖縄サイコー」とか「沖縄が好きです」とか言っている観光客に対して、県民がどう思うだろうかは想像に任せる。
貧困児童を抱えながら、明日もわからず働く夫婦もたくさんいる中で、まるで同じ場所にあっても別世界のように発展していく町。誰のためのものかというと、県民のためのものではない。
オレは、このような環境で本当の幸せを掴むためには「欲を捨てる」ことが必要なのではないか、と本気で思っていた。（これがなかなか出来ないのだ）
おわり
