Deracine shimaken!2

散歩とか食べ物の記事が多いブログです。日記みたいなものです。

ラジオの通販番組

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最近、生活のことについて、言いたいことがあまりない。

やることはやっている。ご飯を作り、仕事して、親の病院にも通っている。

結局、慣れちゃうんだよね。

 

ところで、

特に土日や朝のラジオでは、サプリメントとかの通販の番組が多いのだが、これがなぜか、聞いていると落ち着く。もちろん、買うことはない。だいたいはお医者さんが出てきて、もっともらしいことを言って結構高い商品を売るというパターンがあるみたいだ。

これ、聞いてて買う人はいるのか?とか思って聞いているが、ある程度の反応があるから放送されているのだろうとも思う。こういう商品の効能を、オレ自身はほとんど信用していないが、少なくとも購入する人は希望を持って買うと思うので、仕方のない側面もあるのかもしれない。

 

ここからは、オレの分析と予想で書く。

実は、売る方も効果があるかどうかは関係なく売っていると思う。商品に「人々を惹き付ける何か」があれば、それで商品になると思う。商売人の人は「商材」と呼ぶと思う。

大体の商品は、3ヶ月だけ半額。などの条件で売っている。大体の人は、効果がないことが分かって買うのをやめてしまう。ただし、この商品のおかげでポジティブな気持ちを持ち続けたり、なんらかの変化を感じる人(プラセボ効果)が、ある程度はある。その人たちは4ヶ月以降も定価で買ってくれる。

おそらく、これは数式で計算すればわかることだ。そこから、商品の最初の価格を決定すれば良い。この計算式で黒字が成り立つのならば、あとはとにかく宣伝をすれば黒字が積み上がることだろう。宣伝費は安価で効果的な方が良い。ラジオを聞いている層は年配者が多いのでラジオが最適なことだろう。広告費もテレビより安価と思われる。

 

商売人はこうやって何でも売りつけて、そのサヤを取って生きている。それが消費者の疑心暗鬼を生む。疑い深い患者さんが多くなっている。患者さんのためを思って関わりたいと願う人々は、丁寧な、ウソのない説明が求められることだろう。ここが、商売人との違いである。

たまに思うが、地方新聞の一面下の段などには新興宗教団体のベストセラー本の広告が大きく載っていたり、怪しげな民間療法の本などの広告がよく出ているが、こういったものを掲載している新聞社、平気で流している放送局は「分かってやっている」と思われる。マスコミは弱者の味方か?というと、とてもそうとは思えない。もしかすると広告が取れないマスコミ自体も弱者を食い物にしている弱者(大手の新聞などに比して)なのかもしれないというのが自分の感想である。オレが言う弱者というのは、情報弱者とか知的弱者のことを述べているが、みんなが勉強して賢く強くならなければいけない社会が良い社会、とはとても思えないのだ。

本当に良い社会は、強くならなくても、勉強しなくても、なんら被害に会うこともない。人々に悪意のない社会とは思われる。そして、沖縄がそういう場所だったのだ。沖縄が進歩し発展していくことに、少しの悲しみを覚える。

 

こうやって、ずるく、賢く、用心深くなっていってしまうのであろう。沖縄らしさは失われていってしまうのである。

 

おわり