今日は休みさ
彼女が、いまテレビでやっている「ちむどんどん」というドラマについて話したさ。
オレは、テレビを見ないんだけれども、どういうわけか、スマートニュースに、この「ちむどんどん」というドラマの記事が出てくるわけさ。
それを、読んでいるんだけれどもさ。
大体が、「がっかりした」とか「腹が立つ」とか「甘い」
とかいう記事だなぁ。
見て、腹を立てたりしている、お前ら。
「バカだなぁ」
オレは一瞬も見ていないんだけれども、「ちむどんどん」を作ったプロデューサーさんというのは、沖縄の人の「ココロ」というものを、本当に理解して、番組を作ってくれたんだろうなぁ。と思って、ありがたく思っているよ。
そうさ、沖縄の人は、そういう人たちさ。
沖縄の人は、「人に勝つ」とか「世間体をたもつため」とか、そういうものよりも、「優しさ」というのを重んじるんだよ。
人間だから、勝手に欲を出して「失敗するよ」
「それを許そうじゃないか」
で、客観的に見て、バカで、人に迷惑をかける。
じゃ、「人に迷惑をかけたらいけないの?」
人に迷惑をかけてしか、生きられない「自分」のことをわかっているのか?
「だったら、人のことを許そうよ(グチは言っていいと思うよ。根本の精神が大切)」
で、自分のことも許したら、楽に生きられるだろうね。
文句も言いながら、許して、困ったときは助け合い、一緒に喜ぶ。
それが「ウチナーンチュ」だよ。
ヒジュルーじゃないわけさ。
で、オレは、毎日ありがたくいきてるかな。
人間は「すぐれていないといけないのかな?」
だとしたら、
「ダメな人間は死ね」
(ヤマトンチューはホンネは黙っているだろう。「賢い」から)
真剣に問う。
この世の中で、人の情けすら捨てて、人より優れて、成功して、人(他国とか)の不幸の上に自分の幸せを築いたとして、
「それ、ぜんぜん、うらやましくともなんともない」
え?
そんなこともわからないの?
「バカなんじゃないの?」
書いてあとに、客観的に言うけど、沖縄の人(ウチナーンチュ)というのは、長い歴史で日本の人からバカにされており、
「すんごい劣等感が強い」んだ。
これを、乗り越えるためには、自分自身でやり遂げた。という達成感を、県民自身が体得するしかない。
ありがたいのは、実感しているのだ。
まだ、時間がかかるようだ。
(オレ自身も複雑で本土が長いぶん、標準語なまりが抜けず、沖縄の人からは警戒されているのだ)
どっちの気持ちもわかるような気がする。
(ちなみに酒を飲んで書きました)
飲まないと、そういうことすら、特に思わないかなぁ。
「だからなに?」
になるしねぇ。
おわり