残波ビーチにやってきました。この砂浜は自然のもの。沖縄の砂は白いのだ。サンゴ礁の島だからね。
なんか、いろいろな遊具がたくさんあって、自然の風景とは言い難い。
きれいな砂浜。
沖縄戦では、アメリカ軍はこの沖縄中部・読谷の海から最初に上陸した。どんどん南下して、日本軍は後退。司令部も首里城から南へ移動しながら、最後は糸満市の摩文仁まで追い詰められて敗北した。軍人だけでなく、県民も巻き込まれ20万人近くの死者を出したとされる。オレの親父は那覇の人だが、親戚はおじーのいとこ一人を残して全滅した。オレのおばーと赤ちゃんだった親父は、那覇から南部に逃げず、なぜか北部に逃げたため命は助かった。ただし、親父は避難時に右肩を脱臼。病院にも行けず、そのまま身体障害者になってしまい、その人生を片腕で送ることとなった。
オレのブログ。キレイな海の写真を使いながら、オシャレなこと言わないからいいだろ。これが薄っぺらじゃない本物の沖縄だ。
そんな過去を洗い流してくれる波。が、人々の記憶は消えないのだろう。オレは直接の体験者じゃないが、その記憶と感情は伝承されているようだ。徐々に薄れていくことだろうが。
外人さんが泳いでいたね。
これ、ガラスボート。船にガラスが仕込んであって、海底が見れるんだけれども、一度を見たほうがいいよ。キレイなんだ。これは、見る価値がある。沖縄にいらっしゃった際には、ぜひ一度はどうぞ。
いいね。キレイな海と錆びたサンバー
今日のうた
「かんぽうのくえぬくさー」という。「艦砲(戦艦の射撃)の食い残し」
沖縄の戦後は、戦艦の射撃で焦土と化した残りから始まったのだ。
沖縄県民は忘れることが出来ないのだろう。
おわり