写真はアルタ前だよ
昨日の夜中、隣のアパートから火災報知器の音がなった。しばらくジリリリというすごい音がなり続けたが、音は止まった。おそらく誰かが止めたのだろうと思う。どうやら、ボタンを押している間だけ止めることが出来るのか、たまに再びなる。そして、しばらくするとサイレンが聞こえてきた。消防車がやってきたようだ。もちろん、火事ではなかった。
なぜ、自分が冷静に書いているかと言うと、これが2回めだからである。
つまり、何者かがいたずらで火災警報器を押しているのである。
もちろん、こういういたずらが社会の迷惑になっているのは当然であるが、どのアパートにも「誰でも押せる」火災警報器がついている。消防法で義務化されているのであろう。もちろん、緊急時に必要なものだから当然といえば当然だが、「なにもないときには誰も押さない」のを前提に設置されているわけである。
消防署にも、ボタンが押されて警報がなったら、確認しに行く義務があるから消防車が来たのだろう。ただ、今の時代、インターネットなどで呼びかけて共謀し、全国のあちこちで同時に多数のボタンなどをおす事態が発生したら、ちょっとした危機を起こすことも可能だろうと思った。
このあいだ京都でむごたらしい火災事件があったが、例えば犯行に及ぶ前に消防署の管区内の遠い場所で多数の火災報知器のボタンを押し、消防車がそこに行ってしまっている間に、別の場所で放火事件を起こす。なんてのも手口としてあるだろう、とか思った。
例えば、オレは日本から出たことがないが、自動販売機がこんなに多い国は珍しいそうである。他の国の人からすると、冷蔵庫と飲み物と現金が置かれているようなものなのだそうである。つまり、モラルが高い分、経済成長に振り向けるお金を回せるということである。例えば、コンビニ強盗が日常茶飯事になるとコンビニに警備員を常駐させないといけなくなると思う。それは大幅なコスト高だ。それが商品代金に添加され、結局消費者が割高な商品を買わされることになるだろう。
案外、100円均一のお店が大型化できるのも、「万引する人があまりいない」というモラルの高さに依存しているかもしれないね。
面白くない話かもしれないが、
「私達のモラルが高いと、得するのは私達」
なんだろうね。
おわり