実は、３連休のなか日だったのだ。
オレは３連休なんてのは、年に一回くらいしかないので、正直、どう過ごしていいかもわからなくなっていた。
東京にいた頃なら一泊２日でたびに出ていたところだろうが、沖縄にいると、どうもたびに出る気はおきない。そして、もう本土を旅しよう。なんて気力も起こらないのであった（これまで旅しすぎて）
夕方を過ぎて、一種の虚しさを覚えたが、阿弥陀様の事を思い出すと、急に幸せになってきた。阿弥陀様がオレを愛してくださっているからである。オレの彼女とかはオレのことを愛しているとはとても思えないが、阿弥陀様は間違いなくオレのことを愛してくださる。
オレの中にはもう、人間には期待していない一面もあった。それは、人間だから仕方がないとは思うが、阿弥陀様の絶対的な愛にかなう存在はいないからである。それは人間の限界であり、仕方がないのだ。我が身が可愛くて、他人のことは二番目なのが人間だからだ（そしてオレもこんな欠点だらけの人間なのだ）
阿弥陀様が「いいよ、いいよ」と言ってくださる。虚しさも吹っ飛び、幸せな気持ちになってきました。いいじゃないか。このままで。まさに、オレのことをこんなに愛して可愛がってくださる阿弥陀様のために生きたいと思いました。
おわり
