今日は休み。
朝一番から車の修理であった。クーラーの調子が悪いのだ。
このクルマも、去年あたりから修理の連続であるが、最近、浮気心が減ってきて、むしろこのとても珍しいコンパクトラグジュアリーセダン(今はもうない)、沖縄の方言が名前についた日産「ティーダ」を大切にしていこうと思っていた。(現時点ではね)
ところで、待合室でテレビ見ていたが右上に常に「ありがとう医療関係の皆様」というテロップが出ている。
そこまでする?なんなの?とか思っていたが、深読みしてみた。
おそらく、コロナと戦う人々をヒーローに仕立て上げることで、国民の闘志を奮い立たせようとしているのだろうと思う。
国民にもストレスが溜まっていると思う。けれど医療関係者は命をかけて戦っているのに、「私達も頑張らなきゃ」とか見ている人は思うかも知れないし、「さっさと死ねよ」とか思ってる人もいるかも知れない。
まあ、看護師さんの子供を預かるのを保育所が拒否したとか(人間らしいと思う)ほんと、踏んだり蹴ったりなのが医療関係者かもしれないので、それはありがたい事かもしれない。
テレビを見ていたが、すごい詳しい。
オレとかはどちらかというと、運用者の視点で日ごろ接しているものなので、これ、見ていると心配になってコロナでもなんでもないのに不安になってしまう人々も多く出るかも知れないな。とか思った。
ただ、逆にこういうのを避ける人はテレビのチャンネルを変えてしまうと思うので、それもまたマスコミの限界とも言えるのかもしれない。とも思った。例えば中国のような国はこういうときに強力に人権を制限できる。そういう面ではホントに強いと思う。日本のような自由主義諸国は、それを「人々の良心」に頼っている。すごいコストもかかると思う。これが自由主義諸国の脆弱性とも言えると思う。
いわば、「民主主義の危機」とも言えるかも知れない。人間とかしょうもない。権利なんか与えるな。とか言う方向に行かないのを願う。そうならないためにも、国民が自ら意識して頑張るしか民主主義を救えないのかもしれない。
実際、普通に生きていて、このように身近に死や病の恐怖が忍び寄ってくることも、少ないかもしれないからね。
これを期に、いっぺん、死や病についての自分の立ち位置を見直してみたりするのも良いかも知れないね。
おわり