Deracine shimaken!2

散歩とか食べ物の記事が多いブログです。日記みたいなものです。

ブログをもっとオープンに

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昨日は休みだったで、病院の予約の時間まで、暇つぶしをしなければならなかったのだ。で、本屋に立ち寄ってみた。写真に載っている本を買ってしまった。そして、病院の待ち時間にそれを読んでいたわけだ。(病院では結局2時間待たされた)

オレは、とある宗教を信じているので、「自分で考える事は無意味だ」とか思っている人なんだが、どうやら、「人がどのように考えるか」と言うことには興味を持っているようなのである。

現代思想を読んでみた。

それぞれの識者が、自分はどのように考えたか、が詳しく書いてあった。まぁ恥ずかしげもなく、自分がどう思ったかを書いてあるもんだなぁ。などとも思ったが、まぁこのブログも全く同じなのである。

このブログも、もっと自分の内面のことを表現しても良いのではないかと思った。また、それが、人の興味をそそり、その人にとっての思考の材料になるかもしれないとも思った。なぜかと言うと、この現代思想を読んでいて、学ぶことが多々あったからである。情報を発信するのは基本的に自由ではある。どう受け取るかは、読者の責任という考え方もあるだろうし、オレは著者に影響を受けたからと言って、著者のせいにはしないし。

 

病院では、心臓カテーテル検査の日程について調整を行っていた。

 

ただオレには分かっていたのだ。この心臓痛の原因が。それは噛みタバコなのである。

 

オレはもちろん20年来のヘビースモーカーであったが、心筋梗塞で倒れたにもかかわらずタバコを止めることができなかった。しかし、渋谷の地下街を歩いていた時に、スウェーデン製の噛みタバコなるもの(正確には嗅ぎタバコ)に出会った。

火をつけて吸わない分、確かに体に対する負担は減った。それで10年もの間、心臓も痛くならなかったため、倒れてから10年はこの噛みタバコに依存してきたのだ。

ただ10年も経って噛みタバコを噛むたびに心臓に痛みを感じるようになってきた。噛みタバコは火ををつけて肺に吸い込まないので、一酸化炭素は含まれないものの、ニコチンは確実に含有されている。ニコチンも血管を締める作用があると言う事は重々承知であった。

紙巻きタバコに火をつけては吸わなくなったが、オレは朝起きてから、夜寝る前まで噛みタバコを噛む人生を送っており、どうやらそれと決別しないといけない。という現実に直面していると言える。

止めないといけないのに止められない。そういった人間の弱さを、読者の皆様には、正直に申し上げ、また、そのバカすぎる葛藤が伝われば、少しでも皆様にお役に立てるのではないかなどとも思った。バカすぎる人間の代表として。

普通、心筋梗塞で倒れたらタバコなんて止めるでしょ!と人は考えがちだが、止められないのが人間なのである(少なくともオレみたいな弱い人間には)

そういった人間の弱さ、また、それに抗う人間の姿が少しでも伝われば良いのではないかと思い、記述いたしました。

現代思想を読んでよかった。

このブログも、もっと内面を掘り下げた記事にしてみても良いのではないか、とか思いました。前向きではいたい。人間の弱さに、少しでも立ち向かい、「克服しよう」(結果的に克服できなかったとしても)という姿勢でいたい。とは思う。

が、弱い人間も好き。(結局なによ)

 

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おわり