写真は相鉄の電車
結局、無駄なことをやめると生きるのが楽になるのかも知れないと思う。
例えば、オレは仕事しているが「あの人はこうしたら良いのに」とか特に思わないタイプの人で、人に注意したりすることはあまりない。人のいい方法はどんどん聴いてオレのものにする。
そもそもが、他人は自分のコントロールの範囲外にあるので、それにエネルギーを振り分けることが無駄だし、害悪の場合が多いと思う(うまくいかないと腹が立つとか)ただ、親になったり、上司になったりすると他人を動かさないといけなくなるので、そこは方法を学ぶ。オレが一番ためになったのは、やっぱり「人を動かす」という本だけれどもね。
思考から無駄を取り除いていく訓練をしているのである。職場は特にうってつけである。職場を修業の場として、毎日こころの中を眺めている感じである。オレはあまりストレスがたまらない人ではある。基本的に嫌なことはやらないからだろう。まず、嫌だなぁ、とか思ったら、なんで自分にイヤという感情が発生したかを、いつも持っている手帳に書いていく。そうすると、案外イヤと最初は思っていたものも、そんなにイヤでもないのがわかるのだ。
そういうことを繰り返すと、嫌なものもイヤとか思わなくなるし、そもそも好きとかイヤとか思っている自分の感情が邪魔くさくさえ感じる。これこそ無駄。
究極的に言えば、自分の感情が一番の無駄かも知れない。
おわり