物価が上がるのに給料上がらない。
政府は無能。
とかいう人ももちろんいる。
ただ、オレの中には人間に対するあきらめみたいなものを持っていて、「どうせ誰がやってもダメだろう」みたいな感覚を持っていた。
例えば、日本の高度経済成長は政治や政策云々ではなくて、敗戦とか人口ボーナスとか、たまたまの「運」であった。
アベノミクスて問題を先送りにして企業を助けたことによるツケが、円安物価高低賃金などに表れている可能性が高い。
人間が何をやってもダメ。
すごい天才が現れても、死ねばおわる。結局、運。
で、オレは対処法を知っていた。
3%物価が上がったら、買うものを3%減らせば良いのである。増税するなら払えば良いのである。困っている人がいるんだから、払えば良いよ。
オレは困らないよ。自衛するから。高ければ買うな。贅沢はムダ。遊ぶ暇があったら働いたほうがマシ。教育にカネがかかるなら産まなければ良いのである。結婚してもメリットがないなら、結婚する理由がないのである。
働く人がいないなら他所から連れてからば良いのである。カネがないなら外国人を呼び込んで金を落として貰えば良いのである。
もう、この国は「もうすぐ死のうとしている年寄りの国なのである」
国も人間も同じなんだと思う。これからはインドとか若い国の時代になる。年寄りのくせに偏屈になるとロシアみたいになる。諦めが悪い国だ。
一番大切なのは、
「あきらめる」ことである。
それ、悪いイメージで語ることでもない。自然に身を任せ、流れ流され、その日その日を生きていくのだ。
生きて結構、死んで結構。
それ運命。
新たなことは知らんが、今生きていることも素晴らしいかも知れないし、オレゴトキが生きていても別に誰も得しない。死んでも結構なんだろうと思う。
結局、人間を苦しめているのは
「欲」なのかもしれん。
おわり